Japanische Klassiker mit Furigana
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まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Lesen Sie 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 148.224 Zeichen · 297 Bildschirme
いったい、どこへいったのでしょう。あんなチンピラでも、こういうときに、そばにいてくれれば、いくらか、こころづよいでしょうに!
やっぱり人形です。命がなくて動く人形です。人形じいさんも、こんどの西洋悪魔も、人形づくりの名人です。むすめ人形が動いたのは、トリックでした。しかし、ここには、機械じかけで動くロボットがいるのです。恐ろしい人造人間がいるのです。
しかも、それがひとつだけではありません。やみの中から黒い鉄の大入道が、つぎからつぎと、あらわれてくるではありませんか。同じかたちのロボットです。目には電灯がしかけてあるのでしょう。みんな、まっかな目を光らせています。赤いネオンのような色です。それが、またたきでもするように、パッ、パッと、ついたり消えたりしているのです。
ロボットは、みんなで五つでした。でも、マユミさんには、それが二倍にも三倍にも感じとられたのです。
みなさん、想像してごらんなさい。まっ暗やみの庭に、人間の倍もあるような大きな鉄の機械人間が、五つもあらわれて、まっかな目をパチパチやりながら、ちょうつがいの足で、のっし、のっし近づいてきたら、その恐ろしさはどんなでしょう。