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Japanische Klassiker mit Furigana

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おうごんひょう

黄金豹/妖人ゴング

江戸川 乱歩

Lesen Sie 黄金豹/妖人ゴング (おうごんひょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.404 Zeichen · 307 Bildschirme

Aozora Bunko

」

あのゴングの声です。ドラを鳴らすような、ものすごいひびきです。

小林君は、いきなり逃げだしました。ところが、廊下を走っていくと、また、目の前に、あの顔が、ボーッとあらわれてきたではありませんか。そして、巨大な口を、みにくくゆがめて、「ウワン、ウワン、ウワン……。」と笑うのです。

窓のない家には、ばけものがすんでいたのです。しかも、巨大な顔ばかりで、からだのないばけものです。

小林君は、無我夢中でじぶんの部屋に逃げもどり、ピッタリとドアをしめて、中から、とってをおさえていました。さすがの小林君も、このとほうもないばけものには、すっかりおびえてしまったのです。

まもなく、廊下に足音が聞こえてきました。だれか、やってくるのです。ドアのとってが、外からグーッとまわされました。

小林君は、いっしょうけんめいに、とってをにぎっていましたが、外の力のほうが強くて、とうとう、パッと、ドアがひらきました。

「きさま、女ににあわない、だいたんなやつだなっ。……ひょっとすると……。」

とびこんできて、やにわに、どなりつけたのは、あのいやらしい怪物ゴングでした。

かれは何を思ったのか、ツカツカと、小林君のそばによると、ランランと光る目で、じっと、その顔をにらみつけていましたが、ヒョイと手をのばしたかと思うと、小林君の頭の毛を