Japanische Klassiker mit Furigana
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
Lesen Sie 黄金豹/妖人ゴング (おうごんひょう) von 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 153.404 Zeichen · 307 Bildschirme
ちょうどそのとき、はんたいの方から、あわただしい靴音がして、ひとりの警官がかけつけてきました。さっきの中学生の叫び声を聞きつけたからです。
「どうしたんだ。しっかりしたまえ。」
警官は中学生をだきおこして、わけをたずねました。
「豹です! 大きな豹が、いま、あっちへ……。」
中学生は、ふるえる手で、むこうの町かどを指さしました。
「なんだって? きみは夢でも見たのか……こんなところに豹なんかいるもんか。」
「いいえ、ほんとうです。しかも、金色のふしぎな豹です。あの角をまがりました。まだ、そのへんを歩いているにちがいないのです。」
「よし、そんなら、ぼくがたしかめてくる。そんなばかなことがあるもんか。」
警官はそういいすてて、町かどへ走っていきました。
角をまがると、むこうから、ひとりの人間が歩いてきました。月の光で、よく見えます。それは白いひげを、胸までたらしたおじいさんでした。ひどくはでな、こうしじまの背広をきて、ステッキをついています。
「おじいさん、今ここを、大きな動物が通らなかったかね。犬やネコじゃない、もっと大きなやつだ。金色に光ったやつだ。」
警官がたずねますと、おじいさんは、きょとんとした顔で、