Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
にっき
日記
宮本 百合子
Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 102 285 caractères · 204 écrans
五月三十日
安積に行きたいこと、国男さんが外国に行くときには私も一緒に行きたいことなどを話す。
岩波から、到頭『ペルシア文学史考』出来て来る。それでも、岩波が出して呉れると定った時ほどはうれしくない。Aが、何だか自分のものではないような気がすると云う。全く、世の中へ送り出した以上、自分のもので自分のものではないと云える。
五月三十日(火曜)晴
創作の上でいろいろなこと。
一、ジムバリストは、エルマンより、頭の確かさで、多くの賞讚を得て居る。譜を理解し、もっともよくそれを生かすことを第一の目的とすると云う点。
エルマンは自分の出る妙音によって、あぶない処まで力にまかせて行くと云う。自分の仕事に対すると、自分の感動、自分の書けて行く快感によって書きすすめるのではなく、しっかり対照を握みそれの実対に迫って行こうとする意気込みと云うことになるのだ。自分が才筆と云われ一向わからなく思ったが、才筆と云うことを、右のようなセルフ・イントキシケートにあてはめれば判る。自分でよう力のつよさと危険さ。所謂頭のよい人ははっきり対照が対照として対立し、自分とごっちゃにはならないのだろう。