Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にっき

日記

宮本 百合子

Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 102 285 caractères · 204 écrans

Aozora Bunko

六月十六日

点に対する感謝とハムブルな心持とがかけて居たのだ。公平な態度と云うのは、両面を見、生かせる価値を生かして行くことにあるだろう。

二、自分は野上さんの処へ行ったら、ほんとうの意味で芸術談でもしたく思う。あの人は、いいお喋り(下等の意味でなく)の相手と云う方であること。

六月十六日(金)梅雨になる。

ひどくつかれ、何もする気なし。朝まぼしくAの枕を、自分の顔の半面に当るようにして眠って居たら、妙な夢を見た。

学校、教室(五年頃の)。甫守。自分は、ひどく華やかに赤いスウェーターをパンとき、何か英詩をよまされる。一寸見た時は、バイロンの Roll on と云う、海の詩だと思ったのに、よみ始めると、ちっとも意味のない――少くとも自分には解らない語が、ローマ字で綴ってある。いくらすらすらよもうと思ってもよめず、汗をかいた。

一昨夜だか、国男さんが、首を縊った夢と共に、強い印象にのこって居る。どうかして居ると、苦しそうな声で「ういさま、おかあさま!」と呼ぶ声がする。驚いて行って見ると、此処の家の風呂場で、風呂桶に裸体で立って居る彼が、細い強そうな紐で、首をつって居る。