Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

にっき

日記

宮本 百合子

Lisez 日記 (にっき) de 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 102 285 caractères · 204 écrans

Aozora Bunko

三月十三日

が、一人でも、一緒に人が居ると思うと自分の心持のゆとりは非常に異う。ひとりでは夜などとても家には居られまい。

A、夜、Y、M、C、Aの、head が来朝して話をするのをきくと云って出かける。『女性日本人』より原稿料。よさのさんに送ってあげよう。口数を多くきくと、頭、がらん堂なり。

ゲーテが種々な作を、ゆっくり、長くかかり、書いたのを見、何と云う日本の、少くとも現代の所謂文学者は、せかせか喘いで居ることかと思う。皆、貧乏からだ。皆、目先の派手に気を引かれる国民だからだ。

ゲーテが、自分が高処にのぼったり、やかましい音、いやなものを見て感じる、おく病やだらしなさを、ためるために、強制的練習法をとった。これを、我々近代人は、何と見てよいのだろう。

三月十三日(月曜)曇

柳原※(「火+華」、第3水準1-87-62)子氏が、剃髪して京都の寺に行くとか云う記事が出て居る。あの、誇はあっても独立の出来ない女性を中心にして、無数のかげがうごめいて居るような心持がする。宮崎氏は、どうしたのだろう。実に矛盾と弱力と、妙な日本道徳の根がこびりついて居るものと思う。※(「火+華」