Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

Lisez 福翁自伝 (ふくおうじでん) de 福沢 諭吉 (ふくざわゆきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 209 912 caractères · 402 écrans

Aozora Bunko

外国人は穢れた者だ、日本の地には足踏みもさせられぬと云うことが国民全体の気風で、その中に武家は双刀を腰にして気力もあるから、血気の若武者は折々外国人を暗打にしたこともある。併しその若武者も日本人を憎む訳けはないから、私などが仮令い時の洋学書生であっても災に罹る筈はない。大阪修業中は勿論、江戸に来ても当分は誠に安心、何も心配したことはない。例えば開国の初に、横浜で露西亜人の斬られたことなどは、唯その事変に驚くばかりで自分の身には何とも思わざりしに、その後間もなく外人嫌いの精神は俄に進歩して殺人の法が綿密になり、筋道が分り、区域が広くなり、之に加うるに政治上の意味をも調合して、万延元年、井伊大老の事変後は世上何となく殺気を催して、手塚律蔵、東条礼蔵は洋学者なるが故にとて長州人に襲撃せられ、塙二郎は国学者として不臣なりとて何者かに首を斬られ、江戸市中の唐物屋は外国品を売買して国の損害するとて苦しめらるゝと云うような風潮になって来ました。是れが即ち尊王攘夷の始りで、幕府が王室に対する法は多年来何も相替ることはなけれども、京都の御趣意は攘夷一天張りであるのに、然るに幕府の攘夷論は兎角因循姑息に流れて埒が明かぬ、即ち京都の御趣意に背くものである、尊王の大義を弁えぬものである、外国人に媚びるものである、と斯う云えば、