Classiques japonais avec furigana
ja-reading.com
Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
Lisez 福翁自伝 (ふくおうじでん) de 福沢 諭吉 (ふくざわゆきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 209 912 caractères · 402 écrans
先生の大恩、緒方の食客となる
にして、他人の来て訪問て呉れる者もなし、寂々寥々、古寺見たような家に老母と小さい姪とタッタ二人残して出て行くのですから、流石磊落書生も是れには弱りました。
先生の大恩、緒方の食客となる船中無事大阪に着たのは宜しいが、唯生きて身体が着た計りで、扨て修業をすると云う手当は何もない。ハテ如何したものかと思た所が仕方がない。何しろ先生の処へ行てこの通り言おうと思て、夫から、大阪着はその歳の十一月頃と思う、その足で緒方へ行て、「私は兄の不幸、斯う/\云う次第で又出て参りましたと先ず話をして、夫から私は先生だからほんとうの親と同じ事で何も隠すことはない、家の借金の始末、家財を売払うた事から、一切万事何もかも打明けて、彼の原書写本の一条まで真実を話して、「実は斯う云う築城書を盗写してこの通り持て参りましたと云た所が、先生は笑て、「爾うか、ソレは一寸との間に怪しからぬ悪い事をしたような又善い事をしたような事じゃ。何は扨置き貴様は大造見違えたように丈夫になった。「左様で御在ます。身体は病後ですけれども、今歳の春大層御厄介になりましたその時の事はモウ覚えませぬ。元の通り丈夫になりました。