Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ふくおうじでん
福翁自伝
福沢 諭吉
Lisez 福翁自伝 (ふくおうじでん) de 福沢 諭吉 (ふくざわゆきち) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 209 912 caractères · 402 écrans
今後はいよ/\ます/\甚だしい事になるであろう。この時に当て必要なるは所謂不偏不党の説であるが、扨その不偏不党とは口でこそ言え、口に言いながら心に偏する所があって一身の利害に引かれては迚も公平の説を立てる事が出来ない。ソコで今全国中に聊かながら独立の生計を成して多少の文思もありながら、その身は政治上にも商売上にも野心なくして恰も物外に超然たる者は、※呼がましくも自分の外に適当の人物が少なかろうと心の中に自問自答して、遂に決心して新事業に着手したものが即ち時事新報です。既に決断した上は友人中これを止める者もありしが、一切取合わず、新聞紙の発売数が多かろうと少なかろうと他人の世話になろうと思わず、この事を起すも自力なれば倒すも自力なり、仮令い失敗して廃刊しても一身一家の生計を変ずるに非ず、又自分の不名誉とも思わず、起すと同時に倒すの覚悟を以て、世間の風潮に頓着なしに今日までも首尾能く遣て来たことですが、畢竟私の安心決定とは申しながら、その実は私の朋友には正直有為の君子が多くて、何事を打任せても間違いなど云う忌な心配は聊かもない。発行の当分、何年の間は中上川彦次郎が引受け、その後は伊藤欽亮、今は次男の捨次郎が之に任じ、会計は本山彦一、次で坂田実、今は戸張志智之助等が専ら担任して居ますが、私の性質として金銭出納