Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
Lisez 雪国の春 (ゆきぐにのはる) de 柳田 国男 (やなぎたくにお) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 136 000 caractères · 266 écrans
失業者の帰農
自分は仙台にくるたびにこの都会の都会らしさを感ずる。帝都でもないのに森のミヤコと呼ぶのは、方言以上に感服せぬが、とにかく完成したる大城下町である。教育者はどうか知らぬ。その他は軍人でも商人でも、静かに微笑しつつ、いささかの煩悶なしに仙台弁をあやつっているらしく見える。そうして少しは他国者の物言いを笑っているらしくもあり、また永く住む者を同化しる力もある。また決して方言とはなりきっておらぬのである。『源氏』の夕顔の巻などを見ると、都人の田舎に制御せられたのも久しい昔からである。願わくは将来大いに東北を振興させ、清盛の伊勢語、義仲の木曾語、六波羅探題の伊豆語・鎌倉語、室町の三河語等の力をもって、今の京都弁を混成したごとく、近くはまた北上上流の軽快なる語音を廟堂に聞くように、少なくとも一部の仙台藩閥を、東京の言語の上にも打ち立てしめたいものである。
失業者の帰農
東京・大阪で失業々々としきりにいうのは、新聞の誇張ではありませぬか。この村などでは近年ずいぶん出て行きましたが、まだ一人も帰ってきた者はありませぬ。これが私を泊めてくれた家の、主人の方の疑問であった。