Classiques japonais avec furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lisez 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 196 342 caractères · 389 écrans
男「違えねえ、そんなら温けえ御飯でも喰いな」
と口の利きようは粗いようだが真実の男で、手を引いて馴染の夜明しの居酒屋へ這入ってまいり、
男「お爺さん」
爺「いや親方大層遅く、今夜は深川へお泊りのような話だったが」
男「泊る積りだったが帰って来た、爺さん其の衝立を二重に建てゝおくれ、そうして火を沢山入れて、火鉢を二つばかりよこしてくんな、何か温かい物が出来るかえ」
爺「蛤鍋が出来ます」
男「それアいけねえ」
爺「独活鱈が出来ます」
男「そいつは強気だ、他に何か出来るかえ」
爺「柱豆腐」
男「そりゃア結構、それから熱くして一本燗けて来て呉れ、兄さん此方へお這入り、己がお前をマア/\と云って無闇に船の中へ押込んで漕ぎ出したから何処へ連れて往くのかと思ったかも知れねえが、己ア伊皿子台町にいる仙太と云うもので、船も五六艘あり、野郎共も宅に居て、何うやら斯うやら暮して居るものだが、餓鬼の時分から喧嘩ッ早く、無法で随分親父に苦労をさせたが、彼処の喧嘩の中人に這入って謝ってくれと頼まれ、中え這入り、出刃庖丁でジョキ/\遣られた事も有って、何のくれえ親父が苦労をしたか知れねえが、三年あとに親父が死ぬ