Classiques japonais avec furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lisez 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 196 342 caractères · 389 écrans
時に、短慮功を為さずと遺言され、それから些とばかりおとなしくなったが、気の暴えのは性質だから止まねえのよ、今日高輪から乗合船で客を送り、深川へ上げて佐賀町の友達の処で用を達し、仙台河岸へ船をもやって一服喫ってると、船の中へザブリと水が跳ね込んだから、何だと思って苫を撥ねて向うを見ると、頭巾を冠った侍が長えのを引抜いて立って、投り込まれたのは舁夫のようだッけ、斬って投り込んだのだかどうだか様子は分らねえが、何しても斯んな侍を打棄て置けば、多勢の人の難義になると思ったから、板子を持ってそッと其の侍の後へ廻り、どやそうとすると、ひょいと飛びやアがって引っこ抜いたから、驚いて船へ逃込み、慌てゝ川中へ漕ぎ出しながら、と見ると船の中に財布が一つ有った、縞の財布よ、其の中に金が三両二分に端たが些とばかりと印形が這入ってたから、遺し主へ知らせて遣りたいと思って、万年の橋間で船を繋って、また一服喫ってるとお前が上でよめえ言を云いながら帯を首へ巻き附けて、了簡違えをしたので、屋敷の役人は腹ア切るとか、主人に何んな難題が掛るとか、親父が恟りして死ぬだろうとおろ/\泣いていると、その落る涙が己の額へポタリ/\中ったので、あゝ気の毒な人だ、己も腹一杯親に苦労をさせたが、此の人は嘸マア困るだろうと思って、いらざる事だが無理