Classiques japonais avec furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lisez 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 196 342 caractères · 389 écrans
荷足の仙太だよ」
安「えゝ仙太親方だえ、こりゃどうもお見それ申しやした、道理で一両呉れたと思った、御免なすッて下せえやし、私は初音屋にいる安てえ者ですが、此の土地にいて親方を知らねえと云うのは本当に外聞の悪りいくれえのもので、吉原でも日本橋でも何処の川通りだって、荷足の仙太と云やア随分名代の無鉄……ナニ誠にその剛い人だと云って誰でもお前さんは知ってやす、いつか五十軒で喧嘩の時に、お前さんが仰向に寝て、サア殺せと仰しゃッた時は誰も殴てなかったとね、仕事師手合が五十人許り手鍵を持って来たが、打てなかったくれえだから組合の者が皆なそう云って居やす、あのくれえな無法……ナニ誠に気丈な人だってね、これはどうも誠に有難うごぜえやす」
仙「時に少し聞きたいが、今の侍の容貌は何ういうのだえ」
安「袴ア穿いて、大小を差して、羽織を着て、頭巾を冠ってたから顔は分りやせん」
仙「成程頭巾を冠ってちゃア顔は見えめえ」
安「だが私は縁側へ腰をかけて居たが、侍が鰻を喰う時にゃア頭巾を取って喰いやした」
仙「違えねえ、些とは覚えてるか」
安「ちっと処じゃ有りやせん、あの侍の面は死んでも忘れねえ」