Classiques japonais avec furigana
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あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
三遊亭 円朝
Lisez 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分) (あわだぐちしめすふえたけ(さわのむらさきゆかりのさきわけ)) de 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 196 342 caractères · 389 écrans
んなさる、有難いことだ、それに付けて重三郎が出たぎり帰らねえと云うのは、道楽でも始めやしねえか、そんな奴ではねえが、なにしろお内儀さんが入らっしゃるくれえでは、先さまでも能々案じなさる事が有って相談に入らっしゃるんだろうが、何ういう失策をしたか知らん、併しおいでなすっても己が塩梅が悪いから、お茶も上げる事は出来ねえから、水気は抜けてるが、へえしでもむいて上げよう」
と云いながらよう/\床から這い下りてへえしという囲い梨の這入った籠をそばへ引寄せる途端に表へ下りたのは、其の頃の山駕籠でございます。駕籠の脇に連添う一人の老女は、お高祖頭巾を冠り、ふッくりと綿の這入りし深川鼠三ツ紋の羽織に、藍の子もち縞の小袖の両褄を高く取って長襦袢を出し、其の頃ゆえ麻裏草履を結い附けに致しまして、鼠甲斐絹の女脚半をかける世の中で、当今ならば新橋の停車場からピーと云えば直に川崎まで往かれますが、其の頃は誠に不都合な世の中で、川崎まで往くのに、女の足では一晩泊りでございます。小僧さんが風呂敷包みを脊負って草臥足で後から参りますと、駕籠から出たのは娘でございます。