Lecture japonaise

Classiques japonais avec furigana

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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.

あおべかものがたり

青べか物語

山本 周五郎

Lisez 青べか物語 (あおべかものがたり) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.

N2 · avancé · kanji et kana modernes · 160 961 caractères · 317 écrans

Aozora Bunko

と長が或るとき鼻柱へ皺をよらせ、さも軽蔑に耐えないというように云った、「青べかってえだよ」

この誇り高い小学三年生は、見る気にもなれないという顔つきでそっぽを向いた。

それは慥かにぶっくれ舟であった。伏せてある平底の板は乾いてはしゃぎ、一とところあいている穴から、去年の枯れ草がひょろひょろと伸びていた。水から揚げられた古い舟ほど、哀れに頼りなげなものはない。それは老衰して役に立たなくなった馬が、飼主にも忘れられ、厩の裏でひとりしょんぼり首を垂れているような感じにみえる。――その日も私は道傍に佇んで、人間も同じようなものだ、などというのは俗すぎるな、というようなことを思いながら、暫くタバコをふかしていた。

そこへ老人が来て話しかけた。私は気づかなかったが、老人は私のようすを見ていたらしい。おそらく、私がその舟にすっかり惚れこんだものと思ったのであろう、にこやかな、とりいるような笑顔をつくり、「この舟を買わねえかね」とあいそのいい声で喚いた。

私は答えることができなかった。

「先生はこの土地のことを詳しく見てえって云ってたんべが」と老人が喚いた、「そんなら岡の上べえ歩きまわってもしょあんめえじゃ、根戸川のまわりだの百万坪の※(「さんずい+入」