Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
あおべかものがたり
青べか物語
山本 周五郎
Lisez 青べか物語 (あおべかものがたり) de 山本 周五郎 (やまもとしゅうごろう) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 160 961 caractères · 317 écrans
その次には路上で会った。堀東のところで私がスケッチをしていると、一人の男が背中に初老の女をおぶって歩いて来、背中の女と、なにやらなごやかに話しながら、中堀橋を渡って去っていった。この土地でそんなところをみつけると、人は決して黙っていない。おとなはまあともかくとして、悪童どものからかいの好餌になることは疑う余地がなかった。だが、そこには往き来する人がいたし、悪童どもも遊んでい、かれらはみなその二人を認めたのであるが、爪の先ほどの関心を示す者もなく、むしろそのことのほうに私はおどろいた。その次に、同じような二人と路上で出会ったとき、女を背負っている彼のうしろ姿を見て、彼の足が涜神的にまでがに股であることと、「天鉄」で魚の頭や尻尾のてんぷらを注文する男であることに気がついた。こうして幾たびめかに、私は堀南にある「梅の湯」という銭湯をスケッチしていたとき、その女を背負った彼が、「梅の湯」の暖簾をあげ、女湯のほうへはいってゆくのを見て、ちょっと眼をみはった。
「ああ、そりゃあ増さんてえだ」
蒸気河岸の「根戸川亭」で、平二郎という老人の漁師が私に云った。平二郎は息子の嫁と寝るといわれ、そのはらいせに息子と平二郎の妻(後添いで息子には義母に当ると聞いた)が寝るという噂のある老人で、べらぼうに酒が強く、口もまた達者であっ