Classici giapponesi con furigana
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
Leggi イエス伝 (イエスでん) di 矢内原 忠雄 (やないはらただお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 220.119 caratteri · 436 schermate
ガリラヤおよびペレヤの領主ヘロデ・アンチパスはアラビヤの王女たるその妻を離縁して、義兄弟ピリポの妻ヘロデヤを娶り、ヘロデヤは自分の夫ピリポを棄ててヘロデ・アンチパスと結婚したのです。この両人の離婚並びに結婚は律法の解釈として是認せられえるか否か。洗礼者ヨハネはこれをもって不法であると言ったかどにより、ここペレヤなるマケラスの獄に長くつながれた後首をはねられた。この問題について、イエスは何と言うだろう。もしヨハネと同意見だと言えば、ヘロデの手によってイエスを失わせることができよう。またもし意見を異にすると言えば、ヨハネの後継者として博している彼の人気を、群衆の目の前で失墜せしめてやろう。――かかる悪意を胸にいだいてパリサイ人はこの解釈上並びに実際上からみ合った難問を持ち出したのでありました。
イエスは悪意ある敵の質問を受けた時は、いつでもただちに解答を与え給わず、まず一歩退いて敵をして打ち込まさせ、そのからだの伸びた隙に向かって致命的の一撃を与え給う。多くの場合にもイエスはまずパリサイ人の口をもってモーセの律法を説明させた後、静かに答え給うた。――