Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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きめんじょうのひみつ

奇面城の秘密/夜光人間

江戸川 乱歩

Leggi 奇面城の秘密/夜光人間 (きめんじょうのひみつ) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 150.254 caratteri · 300 schermate

Aozora Bunko

上山さんからよばれたとき、ぼくがうちにいないといったのは、うそなんだよ。ぼくは夜光人間に化ける用意をととのえて、事務所で待っていたのだ。

顔に夜光塗料をぬって、豆電球のついた大きな赤ガラスのめがねをはめ、口の中にも豆電球をふくめば、たちまち、夜光の首ができあがるんだからね。わけはないのだ。そして、ふいをついて、きさまをつかまえるために、じっと時のくるのを待っていたのだよ。」

四十面相の右手にもっている懐中電灯がパッとつきました。そして、そのまるい光が、夜光の首を照らしたのです。

夜光怪人に化けた明智の懐中電灯も、四十面相の顔を、正面から照らしました。

そして、ふたりは、ものもいわないで、しばらくのあいだ、にらみあっていました。

明智探偵は全身まっ黒で、首だけが銀色に光る夜光怪人に化け、四十面相はシャツとズボン下だけになった上山さんに化けているのです。巨人と怪人は、地底の洞窟の中で、その異様なすがたで、ふしぎなにらみあいをつづけるのでした。

二分間ほども、身動きもしないで、にらみあっていたあとで、はじめに口をきいたのは、四十面相です。

「で、きみは、おれをつかまえるというのか。