Classici giapponesi con furigana
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Leggi 新・水滸伝 (しん・すいこでん) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 684.899 caratteri · 1374 schermate
勅使は、帰京するや、さっそくこれを総理高につたえ、高※(「にんべん+求」、第4水準2-1-50)は帝のみゆるしのもとに、衛府、および禁軍武器庫、それぞれの文官武官に命じて手順をとらせた。
すでに宋朝末には、火箭、石砲のほか、火薬による爆雷術なども発達しつつあったのか。ここに召出されて、即刻、征野へいそいで行った轟天雷凌振の軍隊をみるに、その装備には驚目される。
砲型は三種あり、その第一が風火砲、第二が金輪砲、第三が母子砲。それの砲架は脚立式で、砲身は台座に乗って、どっちへもうごく仕掛けになっている。
そしてこの砲兵隊の半数は、輜重馬車、幌馬車、鉄甲車などだった。戦力、思うべしである。――意気揚々、前線につき、待ちかねていた呼延灼をよろこばせ、その大歓迎のもとに、当夜は陣中で、酒盛りが催された。
あくる日、凌振の手並は、実証された。――湖畔からつづけさまに、轟然、三発の砲口が鳴ったと思うと、二発は水面で水柱をあげたのみだが、一発は鴨嘴灘をこえて、水寨のやぐらを粉砕した。
それからは、命中率もだんだんに増してゆき、夜に入るや、泊中二、三ヵ所に火災が望まれ、終夜、水も燃ゆる紅だった。