Classici giapponesi con furigana
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てっとうのかいじん
鉄塔の怪人/海底の魔術師
江戸川 乱歩
Leggi 鉄塔の怪人/海底の魔術師 (てっとうのかいじん) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 160.770 caratteri · 322 schermate
おとうさんは、鉄の箱を手にとってひらこうとしましたが、どうしてもあけることができません。書生の戸田君もやってみましたが、やっぱりだめです。
そのとき、賢吉少年は、ふと思いついたように、声をはずませていいました。
「いいことがあります。ぼく、その箱を明智探偵事務所へ持っていって、ぼくらの少年探偵団の小林団長に見せましょう。そして、明智先生の知恵をかりれば、きっとこの箱の秘密がわかりますよ。」
「うん、それはいい思いつきだ。戸田君に送ってもらって、いつもよびつけのハイヤーに乗って行ってくるがいい。運転手と戸田君と、ふたりもごえいがついてれば、だいじょうぶだろう。それに昼間のことだしね。」
おとうさんも賛成だったので、まず明智の事務所へ電話をかけますと、明智先生も小林少年も、事務所にいることがわかりましたので、顔見知りの運転手の自動車をよんで、賢吉少年は鉄の箱をだいじにかかえて、書生の戸田君といっしょに、それに乗りこみました。
事務所につくと、小林少年が出てきて、ふたりを応接室にとおしました。そして、賢吉君から話をきき、鉄の箱を手にとって、いろいろやってみましたが、小林少年にもひらくことができません。