Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
てっとうのかいじん
鉄塔の怪人/海底の魔術師
江戸川 乱歩
Leggi 鉄塔の怪人/海底の魔術師 (てっとうのかいじん) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 160.770 caratteri · 322 schermate
白昼の怪物
。
白昼の怪物
明智探偵は、そういう説明をしたあとで、賢吉少年と書生の戸田に、こんなことをいいました。
「この小箱をねらっているやつは、おそろしい悪ものだ。賢吉君のおうちへおくのは、心配なくらいだ。しかし、それは、わたしが、まもってあげる。だいじょうぶだから、安心してお帰りなさい。そして、またもとの石の下へかくしておくんだね。」
そういって、部屋のすみの、事務机の前にいって、小箱の中へ書きつけを入れ、もとのとおりふたをしめて、賢吉君に手わたしました。
賢吉君と書生の戸田は、明智探偵と小林少年に、あつくおれいをいって、いとまをつげ、おもてに待っていた自動車に乗りました。
自動車は世田谷の賢吉君のおうちに向かって走りだし、十五分ほどすると、大きなやしきのならんださびしい道にさしかかりました。両がわに、高いコンクリートのへいが百メートルもつづいて、そのへいの中には、大きな木がたちならび、ひるまでも、うす暗いようなところです。
そのコンクリートべいの谷間のような場所にきたとき、自動車がキーッというブレーキの音をたててとまりました。
「おや、へんなところで、とめるじゃないか。