Classici giapponesi con furigana
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てっとうのかいじん
鉄塔の怪人/海底の魔術師
江戸川 乱歩
Leggi 鉄塔の怪人/海底の魔術師 (てっとうのかいじん) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 160.770 caratteri · 322 schermate
洞窟のろうごく
明智探偵の報告によって、賢吉少年も、この洞窟の中に、つれこまれていることがわかりましたので、あわよくば、洞窟のおくふかく泳ぎこんで、賢吉少年をさがしだそうとしているのです。
それにしても、賢吉君は、洞窟の中で、怪物団のために、どんなひどいめにあっているのでしょうか。
洞窟のろうごく
そのとき、賢吉少年は、洞窟の中のろうごくにおしこめられていました。
はだかの勇士たちが、泳ぎまわっているほら穴は、おくへ行くほど広くなっていて、そこに敵の魚形艇がかくれているのですが、さらにおくへ進みますと、穴がだんだん上の方へむかって、やがて海面よりも高くなり、もう水のない洞窟になっています。そして、しょうにゅう洞のように、いりくんだぬけ道があり、ところどころに、部屋のような広い場所もあります。鉄の人魚の怪物団は、この、人の知らない洞窟をみつけて、そこを、根城にしていたのです。
まがりくねった枝道のひとつに、二畳ほどの部屋のようなくぼみがあって、そのまえに、スギ丸太をたてよこに組みあわせたろうやのこうしのようなものが、たちふさがっています。洞窟の中のろうごくなのです。