Classici giapponesi con furigana
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
Leggi 大菩薩峠13 (だいぼさつとうげ) di 中里 介山 (なかざとかいざん) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 349.705 caratteri · 678 schermate
合点ゆかずと、なおも歩んで行くうちに、今度は、さんざんに砕かれた、光るものの破片を認め、それが鏡であることを知り、その鏡も尋常の品ではなく、やはり由緒深い神社の神前でなければ見られない性質のものであることを、直ちに認めました。
なお、行くことしばらくにして、あろうことか、コテコテと人間の尾籠な排泄物が、煙を立てている。
主膳はムッとして、面をそむけて通り過ぎましたが、宮の前に来ると、そこにまた異様なものを認めないわけにはゆきません。
人間の生首――といっても、幸いに肉身の生首ではなく、どこから何者が取り来ったのか、相当の木像の首が、三尺ばかり高い台の上に、厳然と置き据えられて、その傍らに捨札がある。
逆賊 足利尊氏の首
同 弟 直義の首
主膳はムカムカとしました。
その途端、後ろの方、社司の住居あたりで、甲高い人声がする、
「申し分があらば、三田の四国町の薩摩邸まで参れ、それが面倒ならば、手近いところの酒井の巡邏隊に訴えて出ろ、逃げも隠れも致さぬ。我々は当時、芝三田の四国町の薩摩邸に罷在る、但し、薩州の藩士ではないぞ、当分、あれに居候をしている身分の、天下の浪士じゃ。