Classici giapponesi con furigana
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ゆうれいとう
幽霊塔
黒岩 涙香
Leggi 幽霊塔 (ゆうれいとう) di 黒岩 涙香 (くろいわるいこう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 266.479 caratteri · 532 schermate
まま死にました、実は其の間に所天へ謝罪する折も有っただろうと思います、けれどお紺が毎も之を遮り、所天の怒りが仲々に強いから未だ其の時ではない、ない、と云い、気永く待つが肝腎だとて一年又一年と延しました、其のうちに死んだのです、死に際に、其の時丁度六歳になる娘へ懇々と言い含め、我が亡き後で、何うか父上に廻り逢い、我が身に代えて謝罪て呉れ其の謝罪の叶うまでは、死んでも浮かぶ事が出来ぬと云いました、父上は心の堅いお方ゆえ、娘よ、和女が立派な人と為り、自然と交際の上でお目に掛かる様にでも成らねば仲々逢っては下さるまい、何うか大人しく成長して、立派な身分に成る様に、成るようにと云いつつ亡くなられました」叔父「シテ其の娘は何した今でも未だ活きて居るのか、何所に居る、何所に居る」秀子「ハイ其の娘は、立派な身分に成りはせず、十七の年、世にも恐ろしい疑いを受け、養母殺しの罪人だとて終身の刑に処せられました、それでも此のまま牢死しては母の死に際の頼みを果たす事が出来ぬと思い、様々の事をして牢を脱け出し、今貴方の前に母にかわってお謝罪をして居る