Classici giapponesi con furigana
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Leggi 新・水滸伝 (しん・すいこでん) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 684.899 caratteri · 1374 schermate
「ホホホ。またわたしをかつぐんでしょ。まあ、たいそうなごきげんですこと」
「嘘なもんか、ほんとだ。巧雲。おまえもよく面倒を見てやってくれ」
巧雲とは、この新妻の名であった。七月七日、七夕の生れという珍らしい生れ性。そのせいか天性の肌には何ともいえない潜みがただよい、ものいえば息も香ぐわしい風情がある。で、早くから艶色無双の評判がたかく、十六、前髪を剪るや剪らぬまに、薊州の押司、王に娶われたが、つい二年ほどで先立たれ、やがて楊雄に嫁してからでも、まだ一年にもなっていなかった。
美僧は糸屋の若旦那あがり。法事は色界曼陀羅のこと
一方は、かの戴宗と、錦豹子の楊林。
以後、いくら歩きさがしても、ついに公孫勝の消息は知れなかった。
そこで一おう引っ返そうということになり、約束のある飲馬川へ立ち寄って、裴宣、飛、孟康を誘い、偽官軍の列をなし、蜿蜒、梁山泊へむかっていそいだ。
いわば戴宗としては、主目的の使命には失敗したが、代りに、錚々たる新党員四名と、三百の兵力、十車に余る財などを、みやげに連れて帰ったわけである。
賀莚に歓迎の楽に、また新たな気勢を加えて梁山泊の山海は沸いた。