Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まつのみさおびじんのいきうめ

松の操美人の生埋

三遊亭 円朝

Leggi 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 88.963 caratteri · 176 schermate

Aozora Bunko

馬「何ういう訳か一寸お見せなさい」

山「さア」

馬「此奴ア些とも分りませんねえ、残らず字ばかりで書いてありますから」

山三郎は読みかけた後をだん/\見ますと、其の文面に

以手紙申上候然れば先刻大津銚子屋に於て御面会の折柄何等の遺恨候てか満座の中にて存外の御過言其の儘には捨置難く依之明晩戌の中刻小原山に於て再応承わり度候間能く/\御覚悟候て右時刻無遅滞御出で有之度此段申進じ候御返答可有之候也

四月十四日

粥河圖書

石井山三郎様

という書面で是れが決闘状で、山三郎はにっこりと笑って直ぐに返事を認めました、その文面には

先刻大津の銚子屋にて御面談の儀に付御書状の趣き逐一承知仕候御申越の時刻無相違御出合申可貴殿にも御覚悟にて御出張可有之此段及御答候也

四月十四日

石井山三郎

粥河圖書様

という是れが決闘状の取遣りでございますが、向は盗賊の同類が多人数居りますから、其等が取巻いて飛道具でも向けられゝば其れ切り、左もない所が相手も粥河圖書だからおめ/\とも討たれまい、必ず此の方も切死をしなければならんが、其の時は松屋に残したお蘭が斯うと聞かば必らず自害して相果るに相違ない、如何にもそれが不便なこと、何うかお蘭を助けたい