Classici giapponesi con furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Leggi 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 88.963 caratteri · 176 schermate
十一
蘭「あゝ」
十一
兼「彼の方は浦賀で大した人で、さっぱりした気象のよい男達で、女などを誉めたことのない方ですが、あなたをまア親孝行のお嬢様だって独りで誉めて居て、大概な者は気に入りませんが、貴方なら貰いたいと云って、江戸屋の半治さんという人を掛合にお遣んなすったら、もう此方へ御縁組になってお引越しになったと聞き、仕方がないと云ってそれ限りになって」
蘭「かねや本当に彼の方は情深い方で、私も彼方へ縁付かれるようなれば宜いと思って居たが、是には種々義理があって、彼の方が私に沢山心付を下すって、其の時金入をお忘れで、それを私が持って藤屋まで参る途中で災難に遇って、道で助けられた其のお方が私の旦那で、今では何不足なく何んでも彼でも欲いものは買って遣るからと仰しゃるから安心して居るわ」
兼「それはまア結構で、本当にまア旦那様はあなたを可愛がって、左様して御辛抱で、ちゃんとお宅へお帰りでしょう」
蘭「それについて私も種々心配して居る事があるので私の様な不束者で御意に入らぬか知れないけれども、去年の十一月からさっぱりお宅へお帰りがないの」
兼「お宅へお帰りがないと云って何処へ入らっしゃいました」