Classici giapponesi con furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Leggi 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 88.963 caratteri · 176 schermate
四十三
四十三
所へ半治は山三郎の側へ駈け出して来て、
半「旦那お怪我がなくってお目出とう、実に先刻からお怪我をなされはしまいかと心配しました」
山「半治か、手前は何故此所へ来た」
半「へい、誠に何うも、貴方のお言葉を背きますようですが、実にお案じ申して参りました」
山「これ半治、聞けば手前は粥河の同類になって小兼を縛付けたというが、何うしたのだ」
半「へい、実は旦那をお助け申そうとして小兼と相談づくでした事で、昨夜兄貴の処へあなたがお出で、明日竹ヶ崎の南山へ行くが、一人でも子分や縁者の者をよこすな、よこすと向後足踏はしない絶交だ、と斯う旦那が仰しゃって、兄貴も心配して、旦那にお怪我があってはならんと一通りならねえ苦労して居る様子を見ましたから、私は猶驚いて、旦那に御恩になった恩返しは此の時だ、命を捨てても旦那にお怪我のねえようにと考えましたが、お前さんは云った事を反故にしない性だから、一人でも往けば以来江戸屋の土台は跨がねえと仰しゃるに違えねえ、兄貴も五十一にもなって旦那より他に力に思う者はねえ、私はやくざな人間だから、兄貴と縁切になって出て仕舞った