Classici giapponesi con furigana
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まつのみさおびじんのいきうめ
松の操美人の生埋
三遊亭 円朝
Leggi 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 88.963 caratteri · 176 schermate
蘭「この広い家に女中が居ないなんて虚言をおつきよ」
長「いえ居たのですがいけません、此処らの女は相模女で尻ばかり撫でて、実にどうも行儀も作法も知りません旦那様の前でも何でも構わず大きな足を踏跨げて歩いたり、旦那様がお誂えなすってお拵え遊ばした桐の胴丸の火鉢へ、寒いって胼胝だらけな足を上げて、立て居て踵をあぶるので、旦那はすっかり怒って仕舞って早々お暇になりました、実に女だけは江戸に限ります」
蘭「おほゝゝゝそうかえ怪しからない」
長「今御膳を上げますから、嘸お草臥でしょう、まア緩りと」
といって烟草盆や茶菓子などを運びますに皆長治一人でする様子、お蘭は縁側へ出て見て居りましたが、用場へ参ろうと思って縁側をずいと行って突当ると、三尺許りの喜連格子があるから、用場かと思いずーっと開けると、用場では有りませんで、其処は書物棚になって居ります、本箱などが幾つも積重なって居りますから、疎相な事をした、用場かと思って大切な書物のある処を無闇に明けて済まないと、徐と閉めようとすると、昔の屋敷女で足袋を穿いて居るのに、縁側が出来立で新らしい足袋ですからツル/\と辷って書物棚へ思わず倒れ掛って手を突くと、其の棚がギーと芝居でする