Classici giapponesi con furigana
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イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
Leggi イエス伝 (イエスでん) di 矢内原 忠雄 (やないはらただお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 220.119 caratteri · 436 schermate
その者ども来たりて、
師よ、我らは知る、汝は真にして、誰をもはばかり給うことなし、人の外貌を見ず、真をもて神の道を教え給えばなり。
と、まず持ち上げるようなことを言った。一本釘をさしたつもりだろう。そうしておいて、
我ら貢をカイザルに納むるは、宜きか、悪しきか、納めんか、納めざらんか。
との質問を持ち出しました。イエスは彼らの詐偽をただちにみやぶって、
なんぞ我を試むるか。デナリを持ちきたりて我に見せよ。
と言い給うた。デナリとは約五十銭の価をもつローマの銀貨です。すなわち「デナリ銀貨を一つ持ってこい」と言われたのです(一二の一三―一五)。
当時ユダヤはローマの属国であったが、ユダヤ国民の中でもパリサイ派とヘロデ党とは、ローマの支配に対する政治的態度を異にしていました。パリサイ人は国粋派で、その極端な一派は政治的独立をさえ計るほどであり、総じてローマに対して冷淡であった。だから、税金の不納同盟とまではいかなくても、ローマ皇帝に貢を納めることをば決して快く思っていなかったのです。これに反しヘロデ党は親ローマ派で、ローマ統治に服従することによって「ローマの平和」