Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
イエスでん
イエス伝
矢内原 忠雄
Leggi イエス伝 (イエスでん) di 矢内原 忠雄 (やないはらただお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 220.119 caratteri · 436 schermate
とたくさん出てきた。そしてかのレギヨンとあだ名された狂暴な狂人が正気に返って坐っており、その前には威あって猛からざる見知らぬ人が立っているのを見ました。仔細を聞いた村人らは、気味悪く思ってイエスに退去を願った。イエス様は「よろしい、帰るよ帰るよ」と、舟に乗り給うた。先の悪鬼に憑かれていた男もお伴を願い出ましたが、イエスは許し給わずして「汝の郷里、汝の親戚の許に帰り、主がいかに大なることを汝になし、いかに汝を憐れみ給いしかを告げよ」と命じ給うたのです(五の九―一九)。全く童話のようにおもしろい出来事でありました。
このゲラセネという土地はガリラヤ湖の東岸で、デカポリス地方(五の二〇)の一部であります。デカポリスというのは「十の町」を意味するギリシャ語でありまして、この一帯はギリシャ文化の影響の多い地方であり、ユダヤ人から見れば半分外国であります。豚はユダヤの律法では穢れた家畜でありますが、その豚をたくさん牧畜しているというのですから、この地方の異邦的空気が察せられます。ここには小うるさくて偽善的なパリサイ人や、政治的監視の目を注いでいるヘロデ党もおらず、イエスは気持にゆとりができて、休養の空気を吸われたことでしょう。