Classici giapponesi con furigana
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しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 220.145 caratteri · 440 schermate
そういう、罪が無いと言えば罪の無い、まあ気の毒なようなお人になってしまってね、金吾は、まあそれのお守りみてえな事だったなあ……。
遠くまた近く、夏の終りのすがれた山鳩の声がひびく。
金太郎 (よくとおる少年の声で、働きながら歌う「農民道場の歌」)……見よ東の朝ぼらけ……
金吾 よいしょ!(とこの二人は林のはずれの、狭い稲田に刈り倒して並べてある稲の束を、金吾はまとめて束る、金太郎はそれを二つに割ってサヤに干している。その稲の束を扱うサヤサヤ、サヤサヤという音が継続する)
金太 やれ、どっこいしょ! やれ、どっこいしょ! へえ、もうあとちっとでおしめえだ。
金吾 ははは、そうよ、なんぜ田圃が小せえからの。金太よ、もう少しそうっと割って掛けねえと、米粒がおっこちるぞ。
金太 あい。こうかや?
金吾 そんだ、そんだ。金太もだいぶ上手になった。こうやって稲を刈ってな、サヤにかけて干すのは、ただ乾かすだけじゃねえんだぞ。こんで、根は刈りとっちまったが、まだ幹には養分があってな、それをさかさにしてこうやってかけておくと、まだこれからだって稲の粒は大きくなるだ。
金太 あのな、お父ちゃん……開拓農場の方じゃ、トラクターをまた一台入れたよ。