Classici giapponesi con furigana
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しげき「すいせんともくぎょ」
三好十郎の仕事 別巻
三好 十郎
Leggi 三好十郎の仕事 別巻 (しげき「すいせんともくぎょ」) di 三好 十郎 (みよしじゅうろう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 220.145 caratteri · 440 schermate
この間なんぞ、駅前の雑木林をひっくりかえしてたらトラクターがデングリ返ってな、そこら中はねくり廻ってあばれたよ、あははは。
金吾 あははは、まあまあ怪我人がでねえようにするこった。
金太 春子おばさんが、あのトラクターの音ば、えらく恐がってね。この間も、遠くの方であれがしはじめたら、俺と二人で蝶々つかまえてたのが、いきなり駈け出して逃げたっけ。
金吾 そうか。病気のせいで頭あ馬鹿になっちゃってるんだから……
金太 うん、まるで、へえ、ちっちゃい子みてえだ。今、なにしてるかなあ。
金吾 ははは、きんにょから、東京から敦子さまがみえて下すってるし、そこへ今朝っから海尻からお仙ちゃんが遊びにきてくれるし、ご機嫌だらず。俺だちも、ここ終えたら今日は早く引上げて別荘の方へ行くべ。
金太 敦子さんのおばさんもいい人だなあ。きんにょ、別荘についたらな、罐詰だとか、そいからお菓子なんずを、俺と春子おばさんに次から次とあけてくれてな、そしたら春子おばさんが出されるものを、はじから食べちまって、しまいに食べこぼしたら、敦子おばさんがとても叱ったぞ。したらな春子おばさんがメソメソ泣き出して詫まるんだ。