Classici giapponesi con furigana
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Leggi 新・水滸伝 (しん・すいこでん) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 684.899 caratteri · 1374 schermate
と呼ばれる精鋭隊があると――これまた戴宗の探りによって分っていたからだった。
官衣の妖人があらわす奇異に、
三陣の兵も八裂の憂き目に会うこと
高廉とは、まことに不思議な人物というしかない。
宋朝廷に時めく高一門といえば、あたかも当時の日本における平家一門に似て、栄花も権勢も意のままな大貴族だった。――だからその高※(「にんべん+求」、第4水準2-1-50)の従兄弟とあれば、白馬金鞍で京師の夕風を追って遊ぶも、廟に立って大臣を欲するも、自由だろうに、なぜか彼は、それを求めない。
そして若年頃から、荒公達の名をとり、背には“太阿ノ剣”とよぶ長剣を負い、また好んで黒衣黒帽という身装で、
「わが目には、列臣の勲爵も、羨ましい物でなく、禁軍八百万の旌旗といえど、物の数ではない」
と、つねに豪語して憚らぬような変り者だったのである。――で、怖らくは、開封東京でも一門の持て余すところとなり、軍司令官兼民政奉行となって、この高唐州へ地方下りしてきたものではなかろうか。
「なに、梁山泊の賊兵七千が、柴進のため義を唱えて、この地へ近づいて来るというのか。いや。おもしろい!」