Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Leggi 新・水滸伝 (しん・すいこでん) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 684.899 caratteri · 1374 schermate
いやどう言ったってこれはお疑いだろう。ですからあなたを梁山泊へ送ることにします。しばらく泊中にいて、そこの男ども、組織、規律を目で見てくだされば自然判断がつくと思う。いつかまた、その上でお目にかかろうではありませんか」
こうして宋江はその夜ただちに彭※(「王+己」、第4水準2-80-60)の身柄に兵を付けて、前線から梁山泊へ送り込んでしまったのだった。
これは宋江らしい処分だが、しかし呉用そのほか、当夜の陣営に、髪をそそけ立てていた泊軍の領袖たちの間には、
「勝ってもいないこの敗け軍に、宋先生も、また、手ぬるいことをやってるものさ!」
と、必然な不満や嘲笑があったのは仕方もない。なにしろ、またもや次に敗北でも重ねようものなら、梁山泊の陸の一線はすでに危ないと観るしかない実状なのだ。
早暁。
ここの陣立てはあらたまった。
きのうに懲りたので今日はいちばい重厚な構えで“五雲十風ノ陣”が組まれた。ひだりは林冲、一丈青の隊伍。みぎは花栄と孫立。まん中の先鋒隊が秦明である。
また、それを守る衛星軍としては。
随所に二百人ずつ十組の十風隊が、軍師呉用の指揮一つで変貌自在に敵へあたるという陣形だった。