Classici giapponesi con furigana
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しん・すいこでん
新・水滸伝
吉川 英治
Leggi 新・水滸伝 (しん・すいこでん) di 吉川 英治 (よしかわえいじ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 684.899 caratteri · 1374 schermate
「では、諸兄にもご異存はありませんな。晁頭目、衆議の決ですぞ」
とばかり、彼の手を取って、正座の一番椅子に据え、その前に香炉台を置き、王倫の兜巾を外して、晁蓋の頂に冠せた。
「いざ呉用先生。先生は軍師として、第二席にお着きください」
「とんでもない。わしは根ッからの寺小屋師匠、孫呉の智識など思いもつかん」
「ご遠慮は無用、先生がそう仰っしゃると、あとが困ります。――第三は、道士公孫勝どの、先生の帷幕を助くる副将として、ご着位のほどを」
「それやいかん。林冲どの、あなたこそ、その位置に」
これは一同で薦めたのだが、林冲はなお譲ッて四番目の座を取った。
五位には劉唐、六位に阮小二、七位に小五、八位に小七。――それから杜選は九位にすわり、宋万は十位、朱貴が十一位と順位はきまって、ここに新選梁山泊の主脳改組もできあがった。
あくる日、これを全山に布告して、聚議庁は清掃された。星を祠る祭壇には牛馬の生血を供え、天地神明に誓いをなした。
「さあ、飲む時は飲め。三日間は遊び飽きろ」
祝いは毎日つづいた。島は祭り気分である。穀倉も酒倉も押ッ開かれた。しかし胃の腑には限度があった。