Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
しゅんちゅう
春昼・春昼後刻
泉 鏡花
Leggi 春昼・春昼後刻 (しゅんちゅう) di 泉 鏡花 (いずみきょうか) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 51.079 caratteri · 102 schermate
どれも浴衣がけの下司は可いが、その中に浅黄の兵児帯、結目をぶらりと二尺ぐらい、こぶらの辺までぶら下げたのと、緋縮緬の扱帯をぐるぐる巻きに胸高は沙汰の限。前のは御自分ものであろうが、扱帯の先生は、酒の上で、小間使のを分捕の次第らしい。
これが、不思議に客人の気を悪くして、入相の浪も物凄くなりかけた折からなり、あの、赤鬼青鬼なるものが、かよわい人を冥土へ引立てて行くようで、思いなしか、引挟まれた御新姐は、何んとなく物寂しい、快からぬ、滅入った容子に見えて、ものあわれに、命がけにでも其奴らの中から救って遣りたい感じが起った。家庭の様子もほぼ知れたようで、気が揉める、と言われたのでありますが、貴下、これは無理じゃて。
地獄の絵に、天女が天降った処を描いてあって御覧なさい。餓鬼が救われるようで尊かろ。
蛇が、つかわしめじゃと申すのを聞いて、弁財天を、ああ、お気の毒な、さぞお気味が悪かろうと思うものはありますまいに。迷いじゃね。」
散策子はここに少しく腕組みした。
「しかし何ですよ、女は、自分の惚れた男が、別嬪の女房を持ってると、嫉妬らしいようですがね。男は反対です、」