Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まつのみさおびじんのいきうめ

松の操美人の生埋

三遊亭 円朝

Leggi 松の操美人の生埋 (まつのみさおびじんのいきうめ) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 88.963 caratteri · 176 schermate

Aozora Bunko

様になり、又弱い者は山三郎を見まして旦那様/\と遠くから腰を屈めて尊敬いたします。殊に落語家などを極く可愛がりました人だそうで、丁度四月十一日のこと、山三郎は釣が好きでございますから徳田屋という船宿へ一艘言付けて置いて、遊んで居るなら一所に行けと幇間の馬作を連れて鴨居沖へ釣に出ました。一体此辺らは四月時分には随分大きな魚もかゝります。

山「毎もお前は船は嫌えだというが、どうだい釣は、怖え事はあるめえ」

馬「恐れ入りましたな、私はね一体船は嫌いですがね、こうどうも畳を敷いたような平らな海に出たのア初めてゞ、旦那私ゃア急に船が好きになりましたぜ、何うして馬作の家から見ると余程平らで、私の家なんざアね此方を蹈むと彼方が上り、彼方を蹈むと此方が上りね、どうして海の方が余程平らさ、あゝ宜い心持ちだ、どうも好い景色だ、もし向うに見える大山見たよなニューッと此方へ出て居るのは何ですな」

山「あれは上総の天神山で」

馬「へゝえ彼れが、近く見えますねえ、旦那に此の間伺いましたが彼れがたしか鋸山ですね、成程鋸見たようで」

山「師匠どうだ釣は」

馬「私は釣はどうもいけません」