Classici giapponesi con furigana
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かわ
牛をつないだ椿の木
Leggi 牛をつないだ椿の木 (かわ) di Niimi Nankichi (新美 南吉) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 75.647 caratteri · 155 schermate
さまざまに、久助君は思いまどった。たとえば、先生にいっさいのことをうちあけて、あやまってしまったらどうだろう。心がかるくなるのではあるまいか。しかし、あの川のことがもとで、じっさい兵太郎君は病気になったのなら、兵太郎君がそれをだまっているはずはない。おとうさんかおかあさんに、話したにそういあるまい。そうすれば、おとうさん、あるいはおかあさんの口から、先生のところへ情報はとどいているはずである。ひょっとすると、先生はもうなにもかもごぞんじなのかもしれない。それを、わざと知らんふりをしておられるのは、久助君たちが自首して出るのを待っておられるのではあるまいか。そんなふうに思って、知らず知らず首をすくめながら、先生の顔をうかがうこともあった。
あるときは、自首したい衝動にひどくかられた。それはちょうど国史の時間であったが、いつもおもしろく聞ける国史の話が、心の中の煩悶のために、ちぎれちぎれになって、ちっともおもしろくないので、こんなになさけないめにあうのも、じぶんがひみつをもっているからだ、いってしまいさえすれば心は解放されるのだ、と思うと、とつじょ立ちあがって、