일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おばけのしょうたい

おばけの正体

井上 円了

井上 円了의 おばけの正体(おばけのしょうたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,925자 · 145화면

아오조라 문고

第四六項 霊符、天より降る

そのときも余の指示せしとおり、家族中に十九歳の白痴の者あって、その者の所為なることが発覚された。

第四六項 霊符、天より降る

明治維新のはじめに、京阪地方より東海道筋へかけ、神様の御札の降ったことがあった。一時、世間の大評判となって騒ぎ立てたことがある。当時、御札の降りきたりたる家にては、神の御下りになりたるものと思い、この上なきめでたきことに考え、毎日その祝いに来たる人々へ、だれかれの別なく、酒を出して饗応することが流行した。その御札の原因につきては、当時はもちろん、今日に至るまで、実に奇怪、不思議に思っておるものがある。余、かつてこれを実視せる人に聞くに、「これみな人為に出でたるものなれば、毫も奇怪とするに足らず。その証跡は、第一に、御札は決して士族の邸や貧民の家に落ちたることなく、富有の家に限りて降れり。これ、富人は御札の降るを祝して酒食を衆人に施すも、貧民はなしあたわざるによる。すなわち、酒食の饗応を得んと欲して、人の故意になしたるものなり」と申しておる。その後、同じく右の実況を目撃せる人に会し、さらにその原因をたずねしに、「これ全く人為なる証拠には、拙者らも二、三申し合わせ、おもしろ半分に、夜分御札を降らせに出かけたることあり」