일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おばけのしょうたい

おばけの正体

井上 円了

井上 円了의 おばけの正体(おばけのしょうたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,925자 · 145화면

아오조라 문고

第四五項 福島県の妖怪事件

もしこの際、警察の探偵なかりせば発覚せずして、必ず狐狸、天狗の所為となって後世に伝わるであろう。

第四五項 福島県の妖怪事件

今一つ、投石事件につき紹介したい件がある。明治四十一年に福島県に起こった一大怪事につき、余の方へ、「出張して取り調べてもらいたい」と申し込んできたが、その詳細のありさまを聞けば、いずれのところに原因があるかを推測することができる。よって、出張せずに注意を与えておいたところが、果たして予想どおり事実が発覚した。その顛末が各県の新聞に掲げてあったが、今、左に『山形日報』の記事を抜粋しておこう。

福島県岩瀬郡白江村の農、西脇荘八方では、昨年春いずこともなく突然、屋敷へバラバラと木の実の降ってきたのをはじめとして、払暁の四時五時、夜の六時ごろから十時ごろまでの間、毎朝毎夜こぶし大の石が降ったり、台所道具が自然と座敷へ転がり出したり、種々の怪異が打ち続いて、いかに研究しても到底、人為の所為とは思われぬで、たちまち界隈の評判となり、隣村からわざわざ見物に出かける者ある始末となったが、土地の故老の語るところによると、同村の山中にはその昔、年経し老猿がすんでおって、村内の農家に種々の悪戯をしたことがあって、その当時も最初はなにものの所業ともわからなかったが、そのうち老猿の姿を発見したものがあって、