후리가나로 읽는 일본 고전
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おばけのしょうたい
おばけの正体
井上 円了
井上 円了의 おばけの正体(おばけのしょうたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,925자 · 145화면
第七〇項 高山の妖怪病
などと好きなことをいっているうち、午後六時半ごろに至り、同所につなぎおる肥船、南葛飾郡葛西村の船頭音吉といえるが、実否をたださんとて船をこぎ寄せ、水竿にて水面をかき回したれば、そのまま火は消え失せ、これとともに人々四方へ散じて、またもとの伊予橋の光景となりし、云云。
右の怪火は、石油船の油が流れ出したるを、何者か戯れに火を点じたのであろう。さなければ、近傍の溝より腐敗せる水が流れ出して、水素ガスを発したのであろうとの説である。
第七〇項 高山の妖怪病
世間にて高山に登るときに、神経麻痺して手足も動かぬようになり、気絶してたおるることがある。これを天狗に襲われたとか、魔に触れたとか、地方によっていろいろの名称を与え妖怪の所業に帰するも、その実、平地と高山とは気象も気圧も異なるために、その影響を神経に及ぼして起こるに相違ない。ここに長崎県下の温泉山の実験談を、『読売新聞』の記事を借りて紹介しよう。長崎県にては、この状態にかかることを「だらし」と呼ぶ由。
古来、温泉山に登るときは、必ず搏飯と梅干しとを携うべし。梅干しは霧を払うの妙薬にして、搏飯は「だらし」