후리가나로 읽는 일본 고전
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おばけのしょうたい
おばけの正体
井上 円了
井上 円了의 おばけの正体(おばけのしょうたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 74,925자 · 145화면
第九四項 鴉声と人死にとの関係
第九五項 釜鳴りの説明
その、いわゆる人力とは、ほかより信者が雌鳥を献納しても、その近傍に住する民家にては雄鳥より雌鳥を好むために、ひそかに己の有する雄鳥と引き替えをするのであるそうだ。さすれば、なにも不思議のことはない。
第九四項 鴉声と人死にとの関係
地方各所において、鴉は人の死期を予知する力ありやいかんの質問を持ち出し、その解決を請求せらるるにつき、ここに余のこれに対する意見を述べておきたいと思う。鴉の鳴き声がわるいから死ぬ人があるであろうと予期せらるるときに、果たして死人あるに会するのは、鴉が人の死を知って予告するものでなく、天気が両者を紹介するのであるとの説は、余が三十年前、『哲学雑誌』発行当初に唱えたことがある。その説の要領は、鴉は気象にわかに変じて白昼急に薄暗くなり、なんとなく陰鬱として不快を感ずるがごとき場合に鳴き出すものにして、長く病床に吟呻せる病人も、かかる天候激変のときに絶命するものである。ツマリ、鴉は天気に向かいて鳴き、病人は天気によって死し、鴉鳴きと病死と偶然相合するのに過ぎぬというのが余の意見である。
第九五項 釜鳴りの説明
民間にて伝うるところによれば、飯を炊く釜が偶然鳴り出すことがある。