후리가나로 읽는 일본 고전
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ぐうたらどうちゅうき
ぐうたら道中記
佐々木 邦
佐々木 邦의 ぐうたら道中記(ぐうたらどうちゅうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 164,113자 · 332화면
こゝは大都会だけに一同共通の友達が柴さんの外にもまだあるそうだ。
綺麗な川だとばかり思っていた鴨川は案外だった。それに量も至って少ない。
「けれども隅田川のようなことはないわ」
と田鶴子さんは懐しそうに伸び上った。
「しかし富士の白雪には迚も較べものにはならないでしょう?」
と僕が言うと、
「でもこゝのは綺麗で有名じゃないのよ。質が好いのよ」
間もなく知恩院に着いた。本堂は見上げるほど大きなものだ。田舎から来たらしい善男善女の一団が口を開いて見上げている。
「春先だからお上りさんが多いよ」
と柴さんが言った。
「狂人かい?」
と三輪さんは春先と聞いて早合点をした。尤も団長らしいのは日清戦争時代の軍服を着て勲章を二つ三つ下げていた。
「地方から見物に来る人のことさ。東京なら田舎漢といって馬鹿にするところだけれど、京都の人は打算的だから大切にする。お上りさんは大財源だからね。こんな風体をしていても中には本願寺へ五円十円のお賽銭を上げて行くのがあるそうだよ」
と柴さんが説明した。
「何を見ているんだろうね? 未だ口を開いているぜ」
「左甚五郎の傘さ。そら、『からかさはこの上にあり』