후리가나로 읽는 일본 고전
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キリストきょうにゅうもん
キリスト教入門
矢内原 忠雄
矢内原 忠雄의 キリスト教入門(キリストきょうにゅうもん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,257자 · 234화면
分け登る麓の道は多いが、自分が登るには、どれか一つの道をきめて、頂上までその道を登りつめなければならぬ。その決定、その決断は一つであり、一つしかありえない。その人自身にとっては、登山路は絶対に一つしかないのである。
それから、世に多くある諸宗教の長所をとって、それを一つの宗教に合わせ、その精髄を集めたものを自分の宗教とする、という考えの人も案外多い。「生長の家」などが、その適例である。この考えの特徴が二つある。一つは、自分が多くの宗教の中から教義もしくは教訓を取捨選択するのであるから、自分がすべての宗教の上に立つという、傲慢な立場である。第二は、一宗一派に偏せず、多くの宗教のよい点を集めるというのであるから、自然その態度が、人をつまずかせない、人ずきのするようなところだけ集めることになり、八方美人的な、合理主義的な教訓集となって、啓示宗教としての霊感をもたず、人間を人間以上の霊的生命につなぐところの革命的な力を失ってしまうのである。現存世界三大宗教のほかに、世界的な新宗教をつくる可能性は、ないと考えてよいであろう。
それならば、どれか一つの宗教を選ぶとして、そのためにはまず各宗教を研究して、その比較研究の上にいずれかを自分の宗教として、選定すべきである。