일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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よしだしょういん

吉田松陰

徳富 蘇峰

徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면

아오조라 문고

向の機を失いしは未だ深く惜しむに足らざるなり」と。ここにおいてか知る、彼は既に主戦論者に非ずして和親論者となりしを。ただその敵愾の本領に至っては、少しも変ずることなく、いわゆる侵略主義を以て、国権を外に耀かし、弱を撃ちて強に及ぶの策を執りしや、火を睹るよりも明らけし。

然らば則ち彼は、遂に和親論者にて終りしか。否々、彼は熱心なる非和親論者となれり。事実は今その所以を説明すべし。ペルリーが日本に来り、安政元年三月、神奈川条約なるものを締結するや、いわゆる和親条約にして、両国の人民、誠意不朽の親睦を取結び、両国人民交親を旨とすというに過ぎず。その目僅かに十二箇条にして、下田、箱館の両港を開き、米国船に、薪水、飲料、石炭等欠乏の品を売り渡すというに過ぎず。而してその真個に開国の大運動を生じたるは、米国総領事、タオンセント・ハリスが締結したる下田条約にして、而してその条約こそ、他の十六箇国条約の標準となり、かつ今日まで維持し来れる現行条約の原本にして、実にその締結の始末は、松陰をして熱心なる非和親論者とならしめたりき。蓋しこの下田条約は、我邦外交史中における一大関鍵にして、維新開国の主脳、断じてここに在りというも、また誣いざるなり。