후리가나로 읽는 일본 고전
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면
武芸人に勝れたるか、文学世にきこえたるか、いずれにもせよ一方ならぬことありてこそ、百石なり五十石なり知行を賜り子孫に伝うるなり。それ以下の先祖と申すものもそれぞれ御奉公その筋を遂げたればこそ、元祖同様に知行を賜りぬる事なり。この処を能々考え、この一粒も先祖の御蔭と申すことを寝ても覚めても忘るる事なく、その正月き命日には先祖の事を思い出し、身を潔くし体を清めこれを祭り奉りなどすべし。また一事を行うにも先祖へ告奉りて後行うようにすべし。左すれば自然邪事なく、する事なす事みな道理に叶いてその家自ら繁昌するものなり。もしこの心得なく己が心にまかせて吾儘一ぱいを働きなば、如何でその家衰微せざらんや。聖人の教は死に去りて世に居玉はぬ親先祖に事うる、現在の親祖父に事う如くすべしとあり、今親祖父現在し玉えば何事も思召を伺ってこそ行うべきに、世に居玉わぬとて先祖の御心も察し奉らず吾儘ばかり働くは、これを先祖を死せりと申し、勿体なき事どもなり。
婦人は己が生れたる家を出て人の家にゆきたる身なり。然れば己が生れたる家は先祖の大切なる事は生れ落つるときより弁え知るべけれど、ややもすれば行きたる家は先祖の大切なるに思い付かぬ事もあらん。