후리가나로 읽는 일본 고전
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면
小田村でさえ山宅の事はよくは覚えまい。まして久坂なんどはなお以ての事。されば拙者の気遣いに観音様を念ずるよりは、兄弟おいめいの間へ楽が苦の種、福は禍の本と申す事を得と申してきかせる方が肝要じゃ。そしてまた一つ拙者不孝ながら孝に当る事がある。兄弟内に一人でも否様の悪い人があると跡の兄弟自然と心が和みて孝行でもするようになる。兄弟もむつまじくなるものじゃ。それでこれからは拙者は兄弟の代りにこの世の禍を受合うから、兄弟中は拙者の代りに父母へ孝行してくれるがよい。左様あれば縮る所兄弟中もみなよくなりて果は父母様の御仕合、また子供が見習い候えば子孫のためこれほど目出度い事はないではないか〔聖賢の心地、家庭における松陰かくの如し〕。能々御勘弁にて小田村、久坂なんどへもこの文を見せ、仏法信仰はよい事じゃが、仏法にまよわぬように心学本なりと折々御見候えかし。心学本に
長閑さよ願いなき身の神詣
神願うよりは身で行うがよろしく候。
十三日
これ彼が三十歳の波風荒き生涯を終り、死に就かんとして、江戸に赴く一月前の書簡なりとす。寔に以上の二書簡は、一部の女子教訓にして、家庭の金誡なり。