후리가나로 읽는 일본 고전
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よしだしょういん
吉田松陰
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 吉田松陰(よしだしょういん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,622자 · 269화면
昼の間は動もすれば二階の簷を飛び超えて家根に上り、それより幾時間となく海を眺め外船の阿那の点にあるを見守りたることもこれ有り候。
食事も普通にて別に物好みもこれ無く、ただ器械的に箸より口へ移すまでにてこれ有り。いわんや酒を飲みたることなきは勿論、婦人に戯言を吐きたることなきは勿論、遊廓などに足蹈みしたる様は一向に見受け申さず候。
夜は書きものやら書見やらなし、十一時半頃就寝し、それより二人窃々相話し、何やら分り申さず候えども、その声は二時過ぎまで聞え申し候。而して朝も五時頃には起き出で、自分が掃除に行く時にも既に例の小包なども室隅に片附けこれ有り、別段自分に挨拶することもなく、ただ箒を握りて立ち寄れば彼人は邪魔にならぬよう傍に身を側め申し候位にて、さらに異状も認め申さず候。
彼らの滞留も確実覚え申さず候えども、十日前後なりしかと存じ候。而して後の五、六日は雨天打ち続き申し候。珍らしく晴れたれば彼らは外出し五時半頃帰宿致し候。その翌日も朝より外出して正午頃に帰り、午後三時頃より再び外出致し候。
はて不思議、滅多に外出したことなき御客様が今まで帰らぬとは、イヤイヤ若者の常なれば何処にか引っかかりたらんなど噂取りどりに致し候。