일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

よあけまえ

夜明け前

島崎 藤村

島崎 藤村의 夜明け前(よあけまえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 205,629자 · 408화면

아오조라 문고

代が案じられるなんて、そう言っておれを攻撃したそうだ。おれはあとになって人からその話を聞いた。何にしろあの時は金兵衛さんが顔色を変えて、おれの家へ古い書付なぞを見せに持ち込んで来た。あれはおれの覚えちがいだったかもしれんが、あんなに金兵衛さんも言わなくても済むことさ。いくらよい友だちでも、やっぱりあの人と、おれとは違う。今になって見ると、よく二人はここまで一緒に歩いて来られたものだという気もするね。おれはお前、このとおりな人間だし、金兵衛さんと来たら、あの人はなかなか細かいからね。土蔵の前の梨の木に紙袋をかぶせて置いて、大風に落ちた三つの梨のうちで、一番大きい梨の目方が百三匁、ほかの二つは目方が六十五匁あったと、そう言うような人なんだからね。」

過ぐる年の大火に、馬籠本陣の古い書類も多く焼失した。かろうじて持ち出したもの、土蔵の方へ運んであったものは残った。例の相州三浦にある本家から贈られた光琳の軸、それに火災前から表玄関の壁の上に掛けてあった古い二本の鎗だけは遠い先祖を記念するものとして残った。その時、吉左衛門は『青山氏系図』としてあるものまで取り出して半蔵の前に置いた。